アマ競艇への道のり~レース編(1) | 日曜日はKYOTEI !

アマ競艇への道のり~レース編(1)

さて、ちょっと遡って去年(2004年)の春頃の話。

桐生競艇場でアマ競艇のレースがあるので、お手伝いに行きました。
新人はまだ出場できないのでピットで仕事です。
レースガイドに応じて出場する人の艇のカラーに合わせて艇番を付け、
艇旗を差し、勝負服を用意する。

桐生のボートは艇番の形が3種類ありました。長方形、菱形、正方形。
しかも左右で何故か形の違うボートがたまにあるのです。
折角、置き場から運んでもあれ?片方の形が違う、とまた置き場に走る。

当時は他の新人は来ておらずノリチーナ一人だったのですが、こうなったら
徹底的にやってやれと思い、誰かがピットへ戻ってきたら20Lのガソリン缶
ごと抱えて給油までやりました。プロ選手はよく小分けしたプラスティック
のボトルに入ったガソリンを給油してますよね。

水面は桐生おろしも有り波立ってます。そのため技術のある人でも曳
き波を超えただけで転覆する事も。転覆艇がピットインするとすぐエン
ジンの分解・清掃。川では兎に角、素早くガソリンで清掃ですが
競艇場では小道具が揃っているので空気圧で水を飛ばす装置も天井から
ぶら下がってます。ネジを外して中圧ホースをエンジンに吹きかけ
水を飛ばして清掃。整備室からピットに艇を運び、自動降下装置で
プールへ戻します。これらの作業を只管ピットで行う。

一方、レースに出ない女性の先輩は審判室でお手伝い。S/T写真をピッ
ト内へFAXします。ピット内には掲示板があって、そこにFAXが貼られ
出場者はそれを参照します。

プロと違って賭ける事がないので次から次へとレースが行われ、夕方に
なって終了。最期はピット内を綺麗に掃除までしちゃいます。
なにせプロ用のボートをピットの端っこまで追いやってその日1日アマに
開放して頂いているので、床を掃除してボートを元あった場所に綺麗
に並べて戻すのです。

・・・・と戻している最中にガタンと台車からボートを落としてしまいました。
底に微かに凹みが・・・。す、すみません(大汗)
整備員の方があとで直しておくよって言ってくださいました。
あれ、誰かが乗るんだよねぇ(^^;